【松本春野原画展&オンラインお話会情報】『Life ライフ』原画展開催中 atえほんと童話の店みやがわ書店(三重県伊勢市)

『Life ライフ』くすのきしげのり 作/ 松本春野 絵(瑞雲舎)の原画展が、三重県伊勢市にある、えほんと童話の店 みやがわ書店さんにて1/20〜2/28まで開催中です。


1/24にはオンラインお話会(トークショー)があります。どなたでもご参加いただけます。
お問い合わせはみやがわ書店まで。

地域の方々に愛され、多くの人に居場所となっている書店さんです。
はらぺこあおむしのエリックカールさんを始め、多くの絵本作家さんたちとも交流があるみやがわ書店 の店長、橋村孝子さんはとても明るい魅力的なおばあちゃん。

祖母いわさきちひろの大ファンということもあり、初めて絵本を出した時から、トークの場を用意して下さったり、新刊が出るたびにお電話下さったり、いつもあたたかい眼差しで私の仕事を見守って下さる、やさしい書店さんです。

コロナでなければ直接お伺いしたかったのですが、断念。
今回は初めてのオンライントークとなります。

新刊『ねずみのリンのフィギュアスケート』も原画展に間に合うように、かなり早めに注文してくださっていました。早速ご購入いただいたお客様。
ありがとうございます!

どの書店さんにも言えることですが、私が絵本を描けるのは、直接売ってくださる書店さんがあってこそ。

絵本は物語の結末を知らないで買う本じゃないのです。
赤ずきんだって、ももたろうだって、みんなが知っている絵本が今も売れる。
読者は絵本を直接手にとって、全体の絵をパラパラ、時にはじっくり観て、なんなら最後まで読んでから、買うかどうかを決める。それが絵本です。オンラインではなかなか難しいのが現状。

長年地域の方々とコツコツ信頼関係を作って下さった書店さんだからこそ、人がそこに足を運び、初めて絵本が手に取られるのです。
大量に絵本がある時代、埋もれさせずに、私の絵本を一冊一冊知らない読者に届けてくださり、心から感謝しています。