ブログ更新しなさすぎを反省、駆け足更新vol.1文化学院講義

かなり前ですが、4月18日に、お茶の水にある文化学院というもの作りに関わっていく仕事を目指す若者たちの専門学校にて、

新入生の生徒さんたちを前にお話ししてきました。

100分というちょっと長い講義だったので、飽きてしまわないかなーと心配していたのですが、そんな心配はどこ吹く風、皆さんとても真剣に聞いてくれました♪( ´θ`)ノ

入学早々の初めての特別講義だったせいもあるかもしれませんが、本当に聞き手に恵まれた幸せな一日でした!
私にとって、学生さんの前でこんなに長くお話しさせていただくのは初めてのこと。
とてもやりがいのあるお仕事でした。
長い時間居眠りせず聞いてくれた生徒さん、講義終了後話しかけてくれた生徒さんたち、本当にありがとうございました!
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当日学生に渡したレジュメ
  ↓
特別講義
レジュメ(話す順番)
1. 私がモノを作ろうと思ったわけ。(高校時代熱中したものから、9.11にまつわる話まで)
2. 「何を描くか、どう描くか」(美大に入学後「何を描くか」の壁にぶちあたり、学校の外に学びの場所を求めたことについて)
3. フリーランスで働くということの厳しさと自由さ。(イラストレーター、絵本作家の仕事の話)
4. 思想をもってモノを作るということ。モノを作り発表するということの意味(最終的には人間を信頼し、肯定していることを自覚していくこと。)
5. この地震を受けて、改めて命の尊さ、そして平和への思いについて。
ものを作る人にとっても、観る人にとっても大切なことは、何が「ホンモノ」なのかを見分ける力。
嘘くさいものや、胡散臭いもの、陳腐なものに対する嗅覚。
これは普段から「何を伝えるべきなのか?本当に大切なことは何か?」を見つけていくことで身に付いていくものだと思っています。
労力や時間、お金をかけて、さらには他人を巻き込んでのモノ作り。その責任の重さをしっかり感じていきましょう。