仙台で京都太秦物語上映!

昨日は仙台へ、私がポスターを描いた映画『京都太秦物語』の宣伝に。

私が前に書いた『京都太秦物語』に関するブログ
この映画は山田洋次監督と阿部勉監督の共同監督作品です。
仙台は阿部監督の地元。
ここには阿部監督の応援団があり、
みなさんお仕事で忙しい合間を縫って一生懸命活動し、『京都太秦物語』の仙台上映を実現してくださいました。
上映はMOVIX 仙台にて、11/6(土)から2週間の予定
お近くにお住まいの方はぜひ!
昨日はせんだいメディアテークにて、試写会&阿部監督とのトーク。
ついでに『絵本おとうと』と『絵本おとうとⅡ』のサイン会もちゃっかり_φ( ´θ`)ノ
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阿部監督と初めてトークする中で、いいお話をたくさん伺えました。
たとえば、この映画には、太秦にある本当の商店街が出てきます。
そこのお豆腐屋さんやクリーニング屋さん、本屋さんや電気屋さん、すべて実際にその土地で何十年も商売を続けている方々が自分自身を演じていらっしゃいます。
「素人の方を使うことに不安はありませんでしたか?」という質問をうけることがよくあるとおっしゃった阿部監督。
そんなとき監督はいつもこう答えるそうです。
「もし豆腐屋さんやクリーニング屋さんの店主を役者さんに演じてもらっても、
僕ら監督の演出以上のものはなかなか出てこない。
けれど、たとえぎこちない演技だったとしても、
何十年もこの町に根ざし、仕事を持ちながら生活してきた人々の所作や言葉遣いからは、
役者からは伝えられないものがスクリーンに映し出されるのではないか、そんな風に思ったんです」
いろんな部分で普通の映画とは違う『京都太秦物語』。
けれども、この作品でしかなし得なかったことを、数えきれないほど実現させてでき上がった映画なんだな、と改めて気づかされました。
仙台のみなさま、阿部勉応援団のみなさま、そして、連絡をしていなかったのにサプライズで駆け付けてくれた私の友達マコのお母様とお兄様、会場まで足を運んでくださりどうもありがとうございました!!