【松本春野イベント報告】みんなで学ぼう!「わたしたちのふくしま」

12/10(土)の福島市での震災伝承プロジェクトイベント、とても楽しく心に残る一日になりました。呼んで下さって本当にありがとうございました!
福島民友さんが記事にしてくださっています。
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福島民友の記事

参加してくださったお子さまたちの真剣にワークショップに取り組む表情、自信を持って手を挙げて発表してくれた姿、とても感動しました。GENKILABO実験くんの楽しい科学実験には子どもたちの歓声がわき、前のめりになってクイズに挑戦している姿も最高でした!私も楽しすぎて大興奮!!
参加した子どもたちへのお土産は、最初の画像のように、「将来はこんな大人になりたい!」の言葉を掲げた自分の写真が入った福島民友の号外でした。

元双葉町立双葉南小の泉田淳先生の講話は、子どもたちにとてもよく伝わる内容でした。
優しい言葉と声で語られる震災のつらさや、当時の生徒一人ひとりに寄り添ったエピソードに涙が出てしまいました。

私の講話は、絵本「ぼくのうまれたところ、ふくしま」の読み聞かせ。そして震災後、被災地や被災者への対応の中で、善意のすれ違いがたくさん起こり、風評被害など、新たな問題が出て複雑化してしまった話をしました。そこからコミュニケーションがいかに大切かを話し、ワークショップへ。

「えーんえーんと泣いているお友達がいたら、なんて声をかけてあげる?」という設問を前に、子どもたちにできるだけ多くの言葉を紙に書いてもらいました。

だいじょうぶ?

なにがあったの?

しんこきゅうしてごらん。

いっしょにあそぼう。

せなかをなでてあげる。

子どもたちの直筆で書かれた思いやりのあるたくさんの言葉たちを眺めているだけで、目頭にじわーっと温かい涙が湧いてきました。