児童書『小さいママと無人島』の装画と挿絵を描きました

児童書の装画と挿絵を描きました。

『小さいママと無人島』(文溪堂)
作:キャロル・ライリー・ブリンク
訳:谷口由美子
絵:松本春野

    

先日届きました。もう発売しております!

1930年代のアメリカのお話です。
帯にある通り、「一風変わった、『少女版ロビンソン・クルーソー』」といった感じです。
アメリカのサンフランシスコからオーストラリアに向かう船が難破し、姉妹二人と赤ちゃん四人が、救命ボートで流され、たどり着いたのは無人島!
モノクロで、0歳、1歳、2歳の赤ちゃんたちを描き分けるのはタイヘンでしたが、とても楽しい作業でした。
ヒヤヒヤしながらも、子どもながらの楽観っぷりで、いろんな危機をたくましく乗り越えていくこの6人に拍手を送りながら、みんながグングン成長していくのが、読者として、この本を世に送り出す一員として、また一児の母としても楽しみでした。

登場人物はこんなに魅力的な面々です。

袖には赤ちゃんサルのプリンス・チャーリーと、オウムのはハフレッド

挿絵の一部です。絵から物語をぜひ想像してみてください!