遅ればせながら「食べるって何?この地球(ほし)の未来」イベント報告

大変遅くなりましたが、8/11にUPLINKでやったトーク&ライブイベント「食べるって何?この地球(ほし)の未来」のご報告。

IKUKOHERBSの中野呂美ちゃんからお話を頂き、トークで参加させていただきました。
呂美ちゃんの司会で、スチャダラパーのBOSEさん、「我や」副社長の小鉄さん、そして、私の3人で、「食」から見た、自分たちの住む社会を話し合いました。
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先進国のスーパーやコンビニに、日々溢れては、捨てられていく食材から始まり、次第に話題はフェアトレードへ。
フェアトレードって何?という質問に、呂美ちゃんが丁寧に説明してくれました。
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「フェアトレード」とは、気候の変動などで、作物が取れにくい時期も含めた長期間契約を生産者との間で結んだり、流通の際に、中間業者を省き、マージンを押さえ、生産者に少しでも妥当なお金が入るようにしたり、また、その土地にあった作物をなるべく作り、技術も一緒に教えていく、というような仕組み。
当たり前のことだけれど、私たちの食卓に並ぶ食材のほとんどは、この、当たり前のことがなされていない状況のなかで、海を渡ってやってきます。
どんなものでもそうだけど、簡単に、安く、手に入るということは、すごく安い労働力の中で、その製品が大量生産されているということ。
そして、一番安い労働力は、子どもだということ。
安いものをたくさん買って使い捨てていくくらいなら、きちんと対価を支払って公平な取引の中で生まれたものを買ったほうがいいな、と思うのは自然な流れ。
そんな私も、お菓子が大好きだし、何よりもフライドポテトが好きです。
とてもとても、食事について人に何かを説けるような立場ではないけれど、知ってると知らないでは大きく違う。自分がこれから生き方を選択していく中で、ずいぶん幅が広がる。
このイベントのあと、私なりに「食べるって何?」の答えを考えてみました。
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きっと「食べる」って「みんなが楽しいこと」
食卓を囲む人が楽しくて、それを作った人も悲しい思いをしなくて、運んでくる過程に携わる人々も、みんながそれを誇りに思ってて、
自信のこもった「さぁ、どうぞ召し上がれ」の一言に、
胸を張って「いただきます!」が言えること。
それが私の、理想の「食べる」ということ。

トークの後は、お待ちかねのライブでした。
天使のような4姉妹ボーカルユニットすぺーすどーたーず。
あどけない少女の4つの声が重なり合って、ボブ・マーリーや、アフリカのラブソング「マライカ」を。
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Peace-K&hanchanは戸籍上の夫婦。とても息があっていて、二人のおしゃべりのような歌がいつまでも続けばと思いました。
歌の合間に、hanchanが、この日のために読んだ本の中で彼女がとてもショックを受けた話をしてくれました。
「世界で作られているトウモロコシは年間6億トン、
そのうちの2億トンは人間が食べる分。
その後の4億トンは、人間が食べる牛さんが食べる分。
その中の何十%かが、ごはんの食べられない人々へと渡ったならば、、、」と。
ゆっくり、言葉をかみしめるように。
さらりと読めてしまう文字の情報も、人の心を通して伝えられたら、それは大きな大きな意味を持ちます。
Pちゃんとハンちゃんの歌も二人の心を通して、会場に大きな意味とともに響き渡りました。

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最後は、スペシャルゲストのハナレグミ永積タカシくん。
そしてすぺーすどーたーずと歌っているあの歌、「光と影」を。
いつ聴いても、まっっっすぐに突き進んでくるあの声は、人の心にいろんな波風を立てる。ときに静かで、穏やかな。ときには高揚した荒波。楽しい楽しい音楽の海。
見に来ていた母が「あの人、音楽そのもの、って感じね」と一言。
若い人だけではなく、50代後半女性の心をも揺さぶってしまうタカシ君でした。
ライブ終了後、なんだか、本当にみんなと同じ食卓についたような、おいしい心のこもった料理を食べたような、そんな実感がありました。
反省点もたくさんあるけれど、まずは、この実感を大切にしようと思います。
最後に、会場では私の作品の展示もしていましたー。
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All photos by きたじま